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掛軸づくり(教室のようす)

子ども(小1)の作品「せみ」
子ども(小1)の作品「せみ」

昨日は、子ども向けの教室で掛軸づくりをしました。

子どもたちも自分の作品に満足しているようでしたし、夏休みの課題として提出できる学校もあるようで、親御さんにも喜んでいただきました。


書く言葉を選び、書き、消しゴムでハンコをつくって押し、裏打ちをして、仮巻の軸に貼り付ける、という、なかなかの工程数です。


アイロンやカッターを使う作業は、低学年の子には危ないので、私の方でやったり、アシストしました。


掛軸づくりのねらいは、自分のアイデアで作品をつくる経験をしてほしい、そして作品を部屋に飾ってほしい、ということです。


印の朱が入り、裏打ちして紙のしわが伸びると、また軸にすると、作品は見違えります。

また、習いたての字でも、飾れば部屋の雰囲気は変わります。


単に書く技術を学ぶだけでなく、その周辺の書の楽しさも感じて欲しい。


準備や段取りが大変ですが、私にとっても楽しい教室でした。