2020年 · 2020/08/25 手遊び(「古酒騒乱」より) 妻はよきことば織り姫この寡黙貫くべしや冬の牛飼ひ 坂井修一「古酒騒乱」より 8月25日は、伝統的な七夕の日ですね。 今朝の読売新聞朝刊「四季」から、手すさびです。 坂井修一さんの歌。 「妻はよき ことば織り姫 この寡黙 貫くべしや 冬の牛飼ひ」 「ことば織り姫」とは、ことばの糸を織る織り姫、という意味。 「よきことば織り姫」は、話がうまく、弁が立ち、筆が立つ、といくことのよう。 牛飼いたる自分は、寡黙を貫こうということです。 歌意に共感しすぎて、思わず筆をとってしまいました。 女性に口では勝てません。 半紙を二つに切り、横に使い、さらさら書きました。 tagPlaceholderカテゴリ: 練習・臨書