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カテゴリ:天朗庵入口の作品
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2020年
· 2020/11/08
天朗庵入口の作品(天高く馬肥ゆる秋)
天朗庵の入口に新しい作品を飾りました。 まん中の絵のような文字は、「馬」の古い字体(金文)です。 ことわざで、「天高く馬肥ゆる秋」。 空が澄み渡って高く見え、馬たちの食欲も増して逞しく育つ――秋の清々しい時節を表す言葉です。 書では、横書きはふつう右から左に書くので、「く高天」のような並びになっています。...
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2020年
· 2020/11/02
天朗庵入口の作品「紅葉」
暦も11月になり、朝夕温かいものが欲しい季節になりました。 天朗庵の入口に、新しい作品を飾りました。 秋の童謡「紅葉(もみじ)」です。 秋の夕日に 照る山もみじ 濃いも薄いも 数ある中に 松を彩る 楓や蔦は 山のふもとの 裾模様 小学校の音楽の授業で歌ったのをよく覚えています。 懐かしさにひたりながら書きました。...
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2020年
· 2020/10/12
天朗庵入口の作品(ハロウィン)
天朗庵入口に、ハロウィンの作品を飾りました。 「Happy Halloween!」は、台湾では「萬聖節快楽!」というようです。 ジャコランタンは、添削したり手本を書いたりするときに使う朱墨で書いています。 「桃栗三年柿八年」は、顔彩で、繊細なイメージで書きましたが、ジャコランタンは対照的に激しいタッチにしました。
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2020年
· 2020/09/30
天朗庵入口の作品(桃栗三年柿八年)
猛暑の名残も消え、秋の深まりを感じるこの頃です。 明日から10月。天朗庵入口の作品を掛け替えました。 「桃栗三年柿八年」 ”物事を成し遂げるには時間がかかる”ということわざですが、桃・栗・柿は秋の味覚でもあるので、この時期にいいかなと。 書は淡墨で、行書で書いています。これまで隷書が多かったので。...
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2020年
· 2020/09/07
天朗庵入口の作品(曼珠沙華)
少し遅れましたが、天朗庵の入口に9月の作品を飾りました。 「曼珠沙華〔まんじゅしゃげ〕あつまり丘をうかせけり」(長谷川かな女) 長谷川かな女は、浦和に住んだ俳人です。 別所沼公園にこの「曼珠沙華…」の句碑があり、そこで郷土の詩人を知りました。 曼殊沙華はヒガンバナの別名で、秋のお彼岸の頃に鮮やかな赤い花を咲かせます。...
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2020年
· 2020/08/01
天朗庵入口の作品(「貝」)
梅雨一色だった7月が過ぎ、今日から8月。 さいたま市では小・中学校の夏休みが始まりました。 夏らしい快晴で、プール日和、海水浴日和ですね。 天朗庵の入口には、月ごとや、季節の行事に合わせて、作品を飾っています。 8月は「貝」。 フランスの詩人ジャン・コクトーの詩を、堀口大学が訳したものです。 「私の耳は貝のから 海の響をなつかしむ」...
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2020年
· 2020/07/08
天朗庵入口の作品(「7月」)
七夕が過ぎ、天朗庵の入口に飾る新しい作品を書きました。 今回はセミです。「閑さや岩にしみ入る蝉の声」。 松尾芭蕉の有名な俳句を、「隷書(れいしょ)」という書体をベースにして書きました。 白抜き部分は「わんぱう」という画材を使っています。 粉を溶かした乳白色の液で書き、紙の裏面から薄墨を塗ると、このように白抜きになります。
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